ぼうずコンニャクの寿司図鑑

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ヤリイカのげそ煮
やりいかのげそに / ヤリイカ

ヤリイカのげそ煮

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握り

価格ランク

やや高級

 ヤリイカにとって4月はそろそろ名残の時季にあたる。小振りの雌を、市場寿司に持ち込んでつけてもらう。
「冬イカっていうけど、春イカっていいたいね。おれら修業時代にゃー、春のネタだったな」
「庶民的なすし屋だと、お客のためにも値の落ち始めたときがいいのかもね」
 つけてもらったら、実に味がいい。耳の部分まで堪能したとき、たかさんが後ろ向きになって、手早くげそを煮た。げそといっても2尾や3尾なので、少量の調味料で炒りつけるようにするのだろう。
「たかさん、つめいらないや」
「それがいいかもな」
 柔らかく舌になじんで、ほんのりイカ本来の甘さが感じられる。すし飯とこの甘さがあいまってうますぎてたまらない。
「たかさん、もう一かん」
「はいよー、これで仕舞い」
 もっともっと食べたかったのになー。

寿司ネタ(made of)

ヤリイカ
Spear squid

ヤリイカ
日本列島、沖縄をのぞく各地に普通で食用イカとして古くから人気が高い。夏のケンサキイカ、冬のヤリイカなど、季節感を感じるものでもある。秋には小振りの新イカが登場して、徐々に成長し、春には大きいものが揚がる。このサイズごとに味がある。
比較的沖・・・・
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