泥むつの握り
どろむつのにぎり / ムツ

泥むつの握り

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握り

価格ランク

超高級

 それは2キロ以上の大きさで、皮を引いて上身にするとなんとなくボケた色合いであった。「どうにも見た目がよくねーな」、とたかさんが味見に一切れ口に放り込んだら、俄然、真顔になったのである。
 甘いとか、うまいとかいう以前にとにもかくにもうまい。うますぎるかも知れない。舌の上でとろけていないのに、とろけているように感じるのは脂の甘味と、うま味が豊かだからだと思う。なぜなら食感もほどよく、噛むと筋肉の絹のようになめらかな繊維質がほどけるのが楽しめるのだ。
 当然、すし飯は最初は脇役だけど、後に馴染んで口中を去る。
「困ったね。こんなのが来ちゃー」
「なぜ?」
「ほかのネタがかすんでしまうだろ」
「今日はマグロは出さない方がいいかもね」
 主役はひとつでいい、と思わせる一かんであった。
2012年02月27日

寿司ネタ(made of)

ムツ
英名/Japanese bluefish, Bigeye

ムツ
関東などでは煮つけ用の魚として、最上級のもので人気が高い。
古くは一般人に手の届くものであったのが、近年は高値安定して、なかなか家庭からは遠いものとなっている。
むつっこい(脂っこい)魚であるというのが語源となっているように、脂ののった身は・・・・
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